新小学一年生と

こどものための「考える」教室
「こども・ことば・ひろば」に
二人のぴかぴか1年生がやってきました
葉乃ちゃん 優仁(ひろと)君
二人とも私がこの教室を立ち上げた時から
いっしょに学んできた同志です


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教室に来たときは幼稚園に入ったばかりの
幼い幼い3歳だったのに いつのまに!
「こころのさいころ」は3歳からの子供が
そして誰よりも一番身近なお母さんたちが
子どもと一緒に
「感じる」こと「考える」こと
その釣り合いの取れた表現法を身につけて欲しいと
考え出した教材でした


今日の話題は学校給食について
今日初めて給食を頂いた葉乃ちゃん
今日は三日目の優仁君に
それぞれまず話をしてもらいました


葉乃ちゃんは初めて白衣を着て
他の三人の男の子たちと
初めての給食当番も経験しました
「こころのさいころ」の内容すべてを書くことは
まだ愉しい気持ちを削いでしまうので
その一部だけを書きました


 あおばちゃんがとなりにすわっていました
 けれど わたしはとてもおなかがすいていたので
 あおばちゃんとなんにもはなさないで
 ばくばくたべました


これが葉乃ちゃんの感想の一部
葉乃ちゃんがどれほどお腹が空いていたかは
「あおばちゃんとなんにもはなさないで」に
よく表れていました


 ぼくはきょうがっこうできゅうしょくを
 たべました おいしかったです なぜなら
 あげじゃがいもに しおがぱらぱらかかって
 いたからです


これが優仁君の感想の一部
ただ「おいしかった」だけではなく
何が美味しかったのかを
ジャガイモにかかっていた塩の加減
「ぱらぱら」でよく表しています


書き終わった後に
約1年前の彼らのノートを開いてもらいました
教室で読んだ本の題名を書くことで
精一杯だったのに!
葉乃ちゃんも優仁君も
自分で違いを認め 驚き
「すごいね はのちゃん!」
「わぁ ぜぇんぜんちがうね!」
互いに褒め合っていたのが可愛かった





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だれ・いつ・どこ・なに・どんな なぜなら
め・みみ・はな・くち・からだ のどこで
どう感じたからなのか
「こころのさいころ」方式に従って話したり
書いたりすることは かなり苦しいことです
しかし 今 この道具を身につけておくと
自分の気持ちを言葉にする必要が生じたとき
一生活用することができるのです


頑張った後に 
こんどは転がすさいころで遊んでもらいました
その前に 順番に従って話す という
型にはめての練習があったので
放り出して 突飛な話ができるこの遊びには
どの子も破顔一笑し笑いを止められなくなるようです
















































 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい世界の社会人になった二人
次回の来室までにどんな経験をして
どんな話をしてくれるか楽しみです
体調を崩した仁七(にな)ちゃん
母親が体調を崩して来られなかった宗祐(そうすけ)君
早く元気になって また話を聴かせてね