3月28日 WATCH + TOUCHは
注文家具専門店 ALFA CRAFTの新谷さん
T-シャツを触媒に活動するI LIKE TODAYの清野さん
お二人のご協力を頂き
目黒区の駒沢公園で初めてのワークショップ
「木を観る」を開きました
朝9時半 暖かな日差しの中を
参加者が三々五々集まりました
WATCH + TOUCHのバッヂを付けた20名ほどを前に
木の下で話を始めました
その日のワークショップの主題は「みる」ことです
三種類の「みる」を体験しました
①目でみる
まず周囲を見回し 気に入った木 気になる木の絵を
ワークシートに描きます
近くのケヤキの幹に掲げておいた「木」の字と
隣の木に掲げた「木」の象形文字 それぞれを見て
一画目・二画・三と四画目が
それぞれ何を意味しているかをみんなで考えます
子どもも大人も「木」の字から
古代の中国の人が 目に見える幹の部分と
見えない根の部分と両方を「みていた」ことを学びます
②心でみる
次に木を下から見上げた写真を見てもらいました
見えるのは枝と梢がさまざまに向き合っている姿です
見える部分があるということは
見えない部分があるということでもあります
では見えない部分は何でしょう
私には「見えない」その細い空間が道に見えた時
「空の路地」と名を付け
それ以来ずっと写真を撮ってきました
なぜ「路地」ができるのでしょうか
私たち人間はたった百万年ほどの歴史しか持っていませんが
木は5億年前に生まれて
成長するためには
互いがどのように関わっていったらいいのかについて
多くの経験を積んできました
その結果
木は「語り合い譲り合って」緩衝帯を設けることを学んだのです
そんな話を子どもたちも熱心に聴いてくれました
それから
上をみて「空の路地」を探して写真を撮り
下をみて落ち葉を拾う そんな散歩に出かけました
③体でみる
散歩から戻ってきた参加者に
こんどは木肌に紙を乗せて写し取った作品をみてもらいました
小半時 何種類もの木肌を写し取って戻ってきました
スタッフの清野さんが子守を引き受け
小さな子どもと参加して下さったお母さん方も
しばし一人で散歩の時間を愉しんでいました
ALFA CRAFT店主 新谷さんも
今日は娘さん・息子さんといっしょのお父さん
おかげさまで風もなく 暖かな日に恵まれました
5月4日(みどりの日)に「木を観る」に続き
第二回目のワークショップ「木を聴く」を開きます
今度はALFA CRAFT店にて開催します
今回拾った葉っぱを押し葉にして持ってきてください
初めてご参加の方も 歓迎致します
ご参加くださいました皆様に心よりお礼を申します
木から学ぶ5月のワークショップでの再会を
楽しみにしています
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